スケルトン海岸(ナミビア)|最も古い砂漠

スケルトン海岸とはアフリカ南西部、ナミビアの北部にある海岸地帯です。海岸は8000万年前に誕生した世界最古の砂漠であるナミブ砂漠の中にあり、スケルトン海岸は1971年にナミビアの国立公園に指定されました。この地帯一体の海は予測不能な濃霧、暴風が多発しており、数多くの船舶が座礁。

さらに、海岸が浅く岩も多いことから数々の海洋生物もここで命を落としています。そんな数多くの骨がそのまま残されているのがスケルトン海岸。巨大クジラの骨、オットセイの骨、中には座礁してそのまま亡くなった人間の骨もあります。あまりに多くの生物が命を落とすので、現地民族ブッシュマンからは「怒りで作られた土地の神」と呼ばれているそうです。

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